マジモンの豚骨ラーメンを食べたいなら、福岡の魁龍本店
マジモンの豚骨ラーメンなら 魁龍 博多本店
福岡の地元民に、一番豚骨っぽいオススメのラーメン店を聞いたところ、このお店を紹介された。 地元民が愛する味か・・・
これは気になる!
ということで福岡旅行の際に行ってみた。
結論から言うと、東京の上品な豚骨ラーメンとは一線を画すラーメンだった。
一蘭とかの、臭みないあっさり系豚骨じゃなくて、いい意味でめっちゃトンコツ臭いラーメン。
一緒に食べた女の子はめっちゃ美味しいって言ってたけど、好みは分かれるところ。
魁龍本店 アクセス
福岡空港からタクシーで約15分 片道2000円の場所にある博多ラーメン店!
往復にすると3000円から4000円・・・
交通費で考えると、正直ハードルは高いが、自分の結論としては、その値段を払ってでも行くべき店の1つ
福岡空港から近いので、福岡住みじゃない人間にとってはアクセス良好。
お店の暖簾には「どトンコツラーメン」の文字。
決して看板にセンスは感じられないが、どことなくこだわりを感じる。
店に入ると、王貞治に孫正義など、日本が誇る世界のスーパースターたちの写真が飾られていた
それと同時に、いい意味で品のない豚骨の香りが漂う。
自分的には決して、良い匂いとは思わないが、本場の豚骨ラーメンの、本炊きだからこそ味わうことのできる体験。 好きな人にとっては好きな匂いだと思う。
ラーメン本炊きとは?
ラーメンの本炊きってなに?? ってかたはこちらを!
※本炊き
店内で、豚骨などからスープを作っているのが本炊き
本炊きの反対はセントラル炊き
※セントラル炊き
セントラルキッチン(工場のようなところ)で作られたスープを、店内で温めて提供
ガス代の節約などにつながる
本炊き か セントラル炊き
換気扇の汚れなどで見分ける
家系のチェーン店なんかはセントラル炊き
カレーでいうと手作り風カレーのようなもの
レトルトのカレーを鍋で温め直して手作り風カレーといって出しているようなイメージ
もちろんセントラル炊きでも美味しい店はいくらでもあるが、やっぱりラーメンは本炊き派。
魁龍では かなり尖ったクセの強い店長も名物
他にも店内は、芸能人やグルメ著名人のサインがたくさん。
そして、キャラ強い大将が熱量高めで魁龍のラーメンについてアツく語ってくれる。
この店のラーメンは品のないラーメンだと。
バリカタなんて言葉は存在しない!?
バリカタとかハリガネはこの店にはないと断言。
あんなのは生焼けだ。食中毒を起こすよ。お腹痛くなるよ。
「バリカタ」とか「ハリガネ」とかは茹で時間を短くして、店の回転を良くしようとした造語だ。
バリカタとかはそんな麺はない! あんなんは生茹で
だからお腹痛くなる
金儲け主義で 回転回すために作られた言葉だ
と鼻息荒く語る。
この店では、バリカタは注文できない。
そして店長から麺の硬さは、 やわ麺のズンダレ をめっちゃ薦められる
ズンダレとか聞いたことないし な 笑
バリカタなんて言葉ないとか言いながら、 ずんだれって言う 言葉を 作っとるやん!
オススメはやわ麺のずんだれ
そこまで言われるなら・・・と「ずんだれ」を注文!
これが本物の久留米ラーメンだから食べてみてくださいと自信満々。
ラーメンは好みの問題 これが旨いか旨くないかはあなた次第。
コレがうちのラーメンだから食べてみてください! とずんだれのラーメンを運んできてくれた。
んーー 旨い!! と思わず声が出る旨さ。
豚骨臭さが強めという感じではなく、コゲがいい感じのアクセントになっていて旨い。
ドロドロの ど豚骨スープに麺が良く絡む。
店主曰く、骨髄から作った豚骨スープだからなんとも言えないトロミが出て、他の何か加えてドロドロにしているものとは根本的に違うらしい。
ずんだれ麺も、バリカタとは違った小麦感を感じることができて、本当の正解のように思えてきた。 ワンタンもいい感じ。
確かにこのドロドロのスープに中太のやわ麺の相性は抜群。
麺屋一双で食べた時にも感じたが、豚骨とワンタンの相性もいいんだよなー
ここまでこだわり抜かれた、豚骨で濃いドロドロなラーメンはなかなか食べることができない。
博多におとづれた時にはまたいきたい店の一つ。